2015/05/18 最終更新
2015年4月16日にカラオケ機種DAMシリーズの最新機種,LIVE DAM STADIUM(ライブダムスタジアム)が発売されました.
その LIVE DAM STADIUM から新しく登場した採点機能が「精密採点DX-G」です.
→精密採点DX-G公式ページ
しかし,実は精密採点DX-Gは一世代前の精密採点DXとほとんど同じなんです!
DXについては以下のページに詳しい解説があるので,このページではDXとDX-Gの違いについて説明します.
→精密採点DXのコツ ~カラオケで高得点を取るために~
一番大きな違いは,DX-Gでは「ボーナス点」が追加されていることです.
DX-Gでは結果表示画面でまず「素点」を表示した後,そこから最大3点程度のボーナス点が追加されます.
(2015/05/18現在,精密集計DX-Gに保存されている記録の中では 3.264点 が最大です.)
素点の計算方法・採点方法は裏加点も含めてDXとほとんど同じです.(違いは後述)
つまり,DX-GではDXと比べて単純に0~3点程度高く点数が出ます.
そのため,100点を取ることはDXに比べて遥かに簡単になっています.
なお,素点とボーナス点を足して100点を超えてしまうような場合には,合計がちょうど100点になるようにボーナス点が調整されます.
ボーナスは「音程」「ビブラート」「表現力」の3種類ありますが,それぞれどのような採点方法かは今のところ分かっていません.
素点が高すぎると本来よりもボーナス点が少なめになるようです.
DXで表現力100点を取るためには,最低でもしゃくりが30回,こぶしが5回必要でした.
しかし,DX-Gではそれより少なくても表現力100点が取れるようになっています.
「原則としてはDXと同じ計算式で表現力を計算するが,自然な表現の付け方をした場合は,DXの表現力に何点か足されたものがDX-Gの表現力になる」
と予想しています.
これについては今後データが集まり次第詳しく調べていきます.
「全く同様の歌い方をしているのに,DXとDX-Gでビブラートタイプの割合が全然違う」という報告をいくつか頂きました.
また,「DXよりビブラートの上手さが高くなりやすい」という報告もあります(検知基準の変更による?).
少なくとも,タイプの判別基準が変わったのは確かであるように見えます(ボックス型が出にくくなった).
これについても,今後詳しく調べていきます.
今までは精密集計DXを使わないと分からなかった「表現力」の数値が結果表示画面に表示されるようになりました.
また,精密集計DXを使っても分からなかった「抑揚」の100点満点の数値も見られるようになりました.
ただし,「リズム」や「ビブラート&ロングトーン」の100点満点の数値は精密集計DX-Gを使わないと分からないままです.
DXでは音程正確率の推移が折れ線グラフで見られましたが,DX-Gでは表現力も同じように見られるようになりました.
音程・表現力の折れ線グラフは精密集計DX-Gでも見ることができます.
DXではしゃくり・こぶし・フォールの回数は自分で数えておかなければ分かりませんでしたが,DX-Gでは数える必要が無くなりました.
DX-Gではビブラート回数もカウントされるようになりましたが,ビブラート回数が直接点数に影響することはないです.